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備前焼 窯印

海揚四十九種窯印古備前二石入大胡麻垂大甕(古備前写し)

海揚四十九種窯印古備前二石入大胡麻垂大甕(古備前写し)
海揚四十九種窯印古備前二石入大胡麻垂大甕(古備前写し)

価格:187,000円

■室町時代の無釉陶で著名な生産地は、備前、常滑、丹波、信楽、伊賀、越前です。

鎌倉時代がそうであったように、室町時代も常滑圏と備前の二つの作風に大別しなければなりません。

そしてその主流が常滑と備前であることも同様です。

甕は常滑でも作られて降りますが、やはり最大の生産量を誇ったのは備前です。

二石入りや三石入りが作られました。

なぜ備前甕の需要が旺盛であったかと言いますと、姿に安定感があり堂々としていること、耐久度が他窯より極めて高かったことの二点が上げられます。

■焼き物は高温で焼くほど頑丈になるのではなく、土の耐火度に合った温度がよろしく、度を過ぎるともろくなります。

備前焼が堅牢なのは、マグネシウム分が程よく含まれているからです。

マグネシウムは他の成分を引き寄せて凝固させる作用が強く、備前土に含まれた鉄分やその他の成分を固く焼きしめてくれるのです。

桃山時代から江戸時代にかけての大甕の口縁部外側には二本または三本の太い溝が有ります。

備前海揚がりの窯印四十九種の中にもこれと同一の窯印が存在します。

■この大甕は古備前写しです。

■年代 詳細不明。

■状態 非常に良い状態です。

当店(アンティークストアーニシダ)ホームページにて、大画面の商品拡大写真を用意しておりますので、写真をよく見て判断してください。

■サイズ 高さ74センチ。

口径48センチ。

■付属品 ありません。