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常滑焼 久田

佳窯オリジナル粉引マット丸小皿15cm

佳窯オリジナル粉引マット丸小皿15cm
佳窯オリジナル粉引マット丸小皿15cm

価格:1,869円

佳窯オリジナルの粉引マット丸小皿です。

作家の久田さんの手作りです。

商品サイズ:直径約15×高さ約2.5(cm)重量:約190g【電子レンジ使用 OK】電子レンジはふつうにお使いいただいて問題ありませんが多量に水を含ませた状態(水に浸けておいた)でのご使用は避けて下さい。

【食器洗浄機 OK】器と器がぶつからないよう必ず間隔をあけてセットして下さい。

ぶつかり合うと陶器ですので欠けてしまうこともあります。

ご注意下さい。

この商品はクロネコ宅配便での発送となります。

メール便で発送することは出来ません。

粉引(こびき)というのは焼き物の技法の一つです。

通常の焼き物は土の上に釉薬(ゆうやく)をかける2層構造なのですが、粉引は三層構造になっているんです。

この丸皿の例でいくと、黒っぽい土の上に、化粧土と呼ばれる白い土をかけます。

そしてその上に釉薬をかけるのです。

製造の工程は1回増えるので手間なのですが、三層構造にすることで素地、化粧土、釉薬のそれぞれの厚みによって色の違いが出たり、また抹茶茶碗などで珍重される貫入(かんにゅう)と呼ばれる細かいひびがある部分が出来たり、と器の表情がとても豊かになるのです。

粉引の器はまさに自然が作り出す三層構造の芸術なのです。

腕のいい大工さんが屋根裏に自分の手形を残すという話を聞いたことがありますか?これは自分が責任を持って作ったという証(あかし)ではないかと思います。

そしてこの丸皿も1ヶ所白い化粧土がついていないところがあるのですが、これは作家の久田さんの指の跡なのです。

工程を手作業にすることで自然に出来る指跡なのですが、器に作家の自信と、そしてぬくもりを添えてくれているようです。

雨漏り手というのは抹茶茶碗などでも珍重される技法のひとつです。

水に濡らすと表面に斑点が浮き上がってくるもののことです。

これは釉薬に細かい孔が開いていて、そこに水分が入り込んで出来るものと考えられています。

水分が少しだけ入り込むということで、使い込むに従って少しずつ風合いが変化していきます。

あなたとともに、時の流れに従って味わいを深めていく器です。

どうしても、雨漏り手がいやだという場合には、お使いになる前にお米のとぎ汁で煮沸してやると止めることができます。

佳窯 久田貴久氏略歴1965愛知県常滑市に生まれる1983愛知県立常滑高校窯業科卒業1994粉引を中心とした食器の作陶を始める。

2004とこなめ焼振興展 内閣総理大臣賞受賞